アクセス担当のまみです。
こんな動きをしてほしいんだけどどうやればいいのかなって時がありませんか?
探し方が悪いのか全然見つからないし・・・。
そんな時は関数一覧でどんな関数がどんな動きをしてくれるのか見てみましょう。
探している動きをしてくれる関数があるかもしれませんよ!
Contents
Microsoftのページより
Microsoftの関数(カテゴリ順)のページよると関数は17のカテゴリーに分かれています。
そんなにあるんだ~。
そうなんだって。実はそんなにあるって知らなかったよ。
えっあいちゃんでも知らないの?
そうだよ。だってよく使うものしか覚えていられない。
そっかぁ。それ聞いたらなんだか安心した。使いたい時に調べればいいんだよね。
そうそう。下記が17のカテゴリーになるよ!クリックで飛べるようにしてあるので知りたいところからどうぞ!
それぞれの分類ごとにまとめてあります。
以下に関数をまとめています。[ ]で囲ってある引数は省略可能です。
記事のある関数はリンクを設定していますのでクリックで該当記事に飛ぶことができます。
ActiveX
関数 | 構文 | 説明 |
CreateObject | CreateObject (class [, servername]) | ActiveX オブジェクトの参照を作成して返します。 |
GetObject | GetObject([pathname ] [, class ]) | ActiveX コンポーネントから提供されたオブジェクトの参照を返します。 |
アプリケーション
関数 | 構文 | 説明 |
Command | Command() | プログラムを起動に使用されるコマンドラインの引数を取得し、その値を返します。 |
Shell | Shell(pathname [, windowstyle ]) | 実行可能プログラムを実行し、成功した場合はプログラムのタスク ID を示す Variant (Double) を返し、問題があった場合には 0 を返します。 |
配列
関数 | 構文 | 説明 |
Array | Array(arglist) | 配列が格納されたバリアント型の値を返します。 |
Filter | Filter(sourcearray , match [, include ] [, compare ]) | 配列の中から一致するものを返します。 |
Join | Join(sourcearray [, delimiter ]) | 配列に含まれるデータを結合して、結合された値を返します。 |
LBound | LBound (arrayname [, dimension ]) | 配列の指定された次元で使用できる最小のインデックス番号を返します。 |
Split | Split(expression [, delimiter ] [, limit ] [, compare ]) | 指定の文字で文字列を分割し、分割した各文字列を一次元の配列で返します。 |
UBound | UBound (arrayname [, dimension ]) | 配列の指定された次元で使用できる最大のインデックス番号を返します。 |
変換
関数 | 構文 | 説明 |
Asc | Asc (string) | 文字列内の先頭文字に対応する文字コードを示す (ASSCIIコード) を返します。 |
Chr | Chr (charcode) | 指定された文字コードに対する文字を含む値を返します。 |
Day | Day(date) | 日時から日の値を返します。 |
EuroConvert | EuroConvert (number, sourcecurrency , targetcurrency [, fullprecision, triangulationprecision]) | ユーロとユーロ参加国との通貨を換算します。 |
FormatCurrency | FormatCurrency (Expression [, NumDigitsAfterDecimal ] [, IncludeLeadingDigit ] [, UseParensForNegativeNumbers ] [, GroupDigits ]) |
数値や文字列でも数値とみなせるものは指定した通貨として書式設定された値を返します。 |
FormatDateTime | FormatDateTime(Date [, NamedFormat ]) | 日付や時刻を指定した書式で返します。 |
FormatNumber | FormatNumber (Expression [, NumDigitsAfterDecimal ] [, IncludeLeadingDigit ] [, UseParensForNegativeNumbers ] [, GroupDigits ]) | 数値を指定した書式の文字列で返します。 |
FormatPercent | FormatPercent (Expression [, NumDigitsAfterDecimal ] [, IncludeLeadingDigit ] [, UseParensForNegativeNumbers ] [, GroupDigits ]) | 数値をパーセント形式で表示します。 |
GUIDFromString | GUIDFromString (stringexpression) | 文字列をGUIDに変換します。 |
Hex | Hex(number) | 数値を16進数にした値を返します。 |
Nz | Nz (variant [, valueifnull ]) | データがあればデータを返し、Nullの場合は代替値を返す。 |
Oct | Oct(number) | 数値を8進数のにした値を返します。 |
Str | Str (number) | 数値をバリアント型で返します。 |
StringFromGUID | Str (number) | GUIDを文字列に変換します。 |
Type Conversion | ||
Val | Val(string) | 文字列に含まれる数値を取り出します。 |
データベース
関数 | 構文 | 説明 |
DDE | DDE(application, topic, item) | |
DDEInitiate | DDEInitiate (application, topic) | |
DDERequest | DDERequest (channum , item) | |
DDESend | DDESend (application, topic, item, data ) | |
Eval | Eval (stringexpr) | |
Partition | Partition(number, start, stop, interval) |
日付/時刻
関数 | 構文 | 説明 |
Date | Date | システムの日付を返します。 |
DateAdd | DateAdd (interval, number, date) | 日時に指定した時間を加算した日付を返します。 |
DateDiff | DateDiff (interval, date1, date2 [, firstdayofweek] [, firstweekofyear] ) | 2つの日時の間隔を計算して返します。 |
DatePart | DatePart ( interval, date [, firstdayofweek] [, firstweekofyear] ) | 日時から指定した数値を返します。 |
DateSerial | DateSerial (year, month, day) | 年、月、日の数値から日付の形で値を返します。 |
DateValue | DateValue (date) | 日付を表すバリアント型の値を返します。 |
Hour | Hour(time) | 時間を取り出した値を返します。 |
Minute | Minute(time) | 分を取り出した値を返します。 |
Month | Month(date) | 月を取り出した値を返します。 |
MonthName | MonthName (month [, abbreviate ] ) | 月を表す数値から月名を返します。 |
Now | Now | 現在の日付と時刻の値を返します。 |
Second | Second(time) | 秒を取り出した値を返します。 |
Time | Time | 現在のシステムの時刻を返します。 |
Timer | Timer | 午前0時から経過した秒数を返します。 |
TimeSerial | TimeSerial (hour, minute, second) | 指定した時間、分、秒に対応する時刻を返します。 |
TimeValue | TimeValue (time) | 時刻を表す値を返します。 |
Weekday | Weekday(date [, firstdayofweek ]) | 曜日を表す整数を返します。 |
WeekdayName | WeekdayName (weekday [, abbreviate ] [, firstdayofweek ]) | 指定された曜日を示す文字列を変えします。 |
Year | Year(date) | 日時から年を取り出し返します。 |
定義域集計
関数 | 構文 | 説明 |
DAvg | DAvg (expr , domain [, criteria]) | 指定したテーブルやクエリの値の平均値を返します。 |
DCount | DCount (expr , domain [, criteria]) | 指定したレコード数の値を返します。 |
DFirst | DFirst (expr , domain [, criteria]) | テーブルやクエリの一番最初の値を返します。 |
DLast | DLast (expr , domain [, criteria]) | テーブルやクエリの一番最後の値を返します。 |
DLookup | DLookup(expr, domain [, criteria]) | テーブルやクエリを指定した条件で検索し、見つかった値を返します。 |
DMin | DMin (expr , domain [, criteria]) | テーブルやクエリの指定した列の最小の値を返します。 |
DMax | DMax (expr , domain [, criteria]) | テーブルやクエリの指定した列の最大の値を返します。 |
DStDev | DStDev (expr , domain [, criteria]) | テーブルやクエリの指定した列の偏差平方和を返します。 |
DStDevP | DStDevP (expr , domain [, criteria]) | テーブルやクエリの指定した列の偏差平方和を値の個数で割った平方根を返します。 |
DSum | DSum (expr , domain [, criteria]) | テーブルやクエリの指定した数値の合計を返します。 |
DVar | DVar (expr , domain [, criteria]) | テーブルやクエリの指定した列の偏差平方和を値の個数-1で割ったものを返します。 |
DVarP | DVarP (expr , domain [, criteria]) | テーブルやクエリの指定した列の偏差平方和を値の個数で割ったものを返します。 |
エラー処理
関数 | 構文 | 説明 |
CVErr | CVErr (errornumber) | エラー番号をエラー値に変換します。 |
Error | Error [(errornumber)] | エラー番号に対応するエラーメッセージを返します。 |
ファイル入力/出力
関数 | 構文 | 説明 |
EOF | EOF(filenumber) | ファイルの現在位置が末尾に達しているとTrueを返します。 |
FreeFile | FreeFile[(rangenumber)] | 使用できるファイル番号の値を返します。 |
Input | Input(number, [# ] filenumber) | |
Loc | Loc(filenumber) | ファイルの現在の読み取り位置または書き込み位置を示す値を返します。 |
LOF | LOF(filenumber) | ファイルのサイズをバイト単位で示す値を返します。 |
Seek | Seek(filenumber) | ファイルの現在の読み取り位置または書き込み位置を示す値(Long)を返します。 |
ファイル管理
関数 | 構文 | 説明 |
CurDir | CurDir[(drive)] | 現在のパスを表す値を返します。 |
Dir | Dir[(pathname [, attributes])] | 指定した属性に一致するファイル等の名前を表す文字列を返します。 |
FileAttr | FileAttr (filenumber , returntype) | ファイルのモードを表すLongデータ型の値を返します。 |
FileDateTime | FileDateTime (pathname) | ファイルの作成日時または最終更新日時を返します。 |
FileLen | FileLen (pathname) | ファイルの長さをバイト単位で示す値を返します。 |
GetAttr | GetAttr (pathname) | ファイル、ディレクトリ、フォルダーの属性を示す値を返します。 |
財務
関数 | 構文 | 説明 |
DDB | DDB(cost, salvage, life, period [, factor]) | 指定した期間の資産の減価償却費を示す値を返します。 |
FV | FV(利率,期間 ,定期支払額[,現在価値][,支払期日]) | 定期的ローン等の払い込みを行い、将来価値を求めます。 |
IPmt | IPmt (rate, per, nper , pv [, fv] [, type]) | 利率が一定であると仮定し手支払いを行った場合の支払金利を求めます。 |
IRR | IRR(values () [, guess ]) | 定期的なキャッシュフローの内部利益率を指定します。 |
MIRR | MIRR(values (), finance_rate, reinvest_rate) | 定期的なキャッシュフローから修正内部利益率を求めます。 |
NPer | NPer(rate, pmt, pv[, fv[, type]]) | 利率が一定とし田とkに、定額の支払いを定期的に行う場合の投資に必要な期間を求める。 |
NPV | NPV(rate, values ()) | 定期的なキャッシュフローからら投資の正味現在価値を調べる。 |
Pmt | Pmt(rate, nper, pv[, fv[, type]]) | 利率が一定である仮定した、投資に必要な定期支払額を求める。 |
PPmt | PPmt (rate, per, nper , pv [, fv] [, type]) | 利率が一定であると仮定して指定した期に支払われる元金を求めます。 |
PV | PV(rate, nper , pmt [, fv] [, type]) | 定額の支払いを定期的に行い、利率が一定であると仮定して、投資の現在価値を求めます。 |
Rate | Rate(nper , pmt, pv [, fv] [, type] [, guess]) | 投資の期間あたりの利率を求めます。 |
SLN | SLN(cost, salvage, life) | 定額法により計算した各期の減価償却額を求めます。 |
SYD | SYD(cost, salvage, life, period) | 級数法により計算した、特定の期間の減価償却額を求めます。 |
特殊評価
関数 | 構文 | 説明 |
Environ | Environ({envstring | number}) | コンピュータ名を取得します。 |
GetAllSettings | GetAllSettings (appname , section) | |
GetSetting | GetSetting (appname , section, key [, default]) | Windows レジストリ内のアプリケーションの項目から、キーの設定値を取得します。 |
IsArray | IsArray (varname) | 変数が配列がどうかを判定します。 |
IsDate | IsDate (expression) | 式が日付に変換できるかどうかを判定します。 |
IsEmpty | IsEmpty (expression) | 変数が初期化されたかどうか調べます。 |
IsError | IsError (expression) | 式がエラー値かどうかを調べます。 |
IsMissing | IsMissing(argname) | 引数が省略されたかどうか調べます。 |
IsNull | IsNull (expression) | 式にNullがあるか調べます。 |
IsNumeric | IsNumeric (expression) | 式が数値かどうか調べます。 |
IsObject | IsObject (identifier) | 式がオブジェクトであるか調べます。 |
TypeName | TypeName (varname) | 変数に関する情報を表す文字列を返します。 |
VarType | VarType (varname) | 変数のサブタイプを表す値を返します。 |
数学
関数 | 構文 | 説明 |
Abs | Abs(number) | 引き渡した数値の絶対値を返します。 |
Atn | Atn (number) | 指定した数値のアークタンジェント(逆三角関数)を返します。 |
Cos | Cos(number) | 指定した角度のコサインの値を返します。 |
Exp | Exp(number) | 自然対数の底(e)べき乗した値を返します。 |
Int | Int (number) | 数値の最大の整数部分を返します。 |
Fix | Fix(number) | 数値の小数部分を取り除いた数値を返します。 |
Log | Log(number) | 指定した数値の自然対数を返します。 |
Rnd | Rnd[(number)] | 単精度浮動小数点数型の乱数を返します。 |
Round | Round(expression [, numdecimalplaces ]) | 数値を指定された小数点以下の桁数に丸めた数値を返します。 |
Sgn | Sgn(number) | 指定した数値の符号を返します。 |
Sin | Sin(number) | 指定した角度のサインの値を返します |
Sqr | Sqr (number) | 指定した数値の平方根を返します。 |
Tan | Tan( number ) | 指定した角度のタンジェントの値を返します。 |
メッセージ
関数 | 構文 | 説明 |
InputBox | InputBox (prompt [, title ] [, default ] [, xpos ] [, ypos ] [, helpfile ] [, context ]) | メッセージ付きのダイアログボックスを表示します。 |
MsgBox | MsgBox (prompt [, buttons ] [, title ] [, helpfile ] [, context ]) | メッセージボックスを表示します。 |
その他
関数 | 構文 | 説明 |
CallByName | CallByName (object , procname, calltype [, args()]) | 指定されたオブジェクトに対してメソッドを実行、またはプロパティ値の取得、設定を行います。 |
IMEStatus | IMEStatus | IMEの現在の状態を返します。 |
MacID | MacID (constant) | 4 文字の定数を、Dir 関数、Kill 関数、Shell 関数、AppActivate 関数で使用可能な値に変換するために Macintosh で使用します。 |
MatcScrip | MacScript (script) | AppleScript スクリプトを実行し、スクリプトにより返される値がある場合にその値を返します。 |
QBColor | QBColor (color) | 指定した色番号に対応するRGB色コードを返します。 |
RGB | RGB(red, green, blue) | 指定した色に対応するカラーコード10進数を返します。 |
Spc | Spc (n) | 次の出力位置を計算します。 |
Tab | Tab[(n)] |
プログラムフロー
関数 | 構文 | 説明 |
Choose | Choose(index , choice-1 [, choice-2] … [, choice-n]) | 引数のリストから値を選択して返します。 |
DoEvents | DoEvents ( ) | |
IIf | IIf (expr , truepart , falsepart) | 条件を判断して値を返します。 |
Switch | Switch(expr-1, value-1 [, expr-2, value-2 ] … [, expr-n, value-n ]) | 条件にあてはまればその条件に対応する値を返してくれます。 |
テキスト
関数 | 構文 | 説明 |
Format | Format(expression [, format ] [, firstdayofweek ] [, firstweekofyear ]) | 指定した書式に変換して返します。 |
InStr | InStr ([start, ] string1, string2 [, compare]) | 指定した文字列を検索して位置を返します。 |
InStrRev | InStrRev(stringcheck, stringmatch [, start[, compare]]) | 指定した文字列を後ろから検索して前から数えた位置を返します。 |
LCase | LCase (文字列) | 指定した文字列の大文字を小文字にして返します。 |
Left | Left(string, length) | 文字列の左から指定した文字数を返します。 |
Len | Len(string | varname) | 指定した文字列の文字数を返します。 |
LTrim | LTrim (string) | 先頭のスペースを除いた値を返します。 |
RTrim | RTrim (string) | 末尾のスペースを除いた値を返します。 |
Trim | Trim(string) | 先頭と末尾のスペース両方を除いた値を返します。 |
Mid | Mid(string, start [, length ]) | 文字列の指定した位置から指定した文字数を返します。 |
Replace | Replace(expression, find, replace [, start ] [, count ] [, compare ]) | 文字列を指定した文字列に置き換えた値を返します。 |
Right | Right(string, length) | 文字列の右から指定した文字数を返します。 |
Space | Space(数値) | 指定した数値の数だけ空白を返します。 |
StrComp | StrComp (string1, string2 [, compare]) | 文字列を比較し結果を値で返します。 |
StrConv | StrConv (string, conversion [, LCID]) | 指定した文字列を変換して返します。 |
String | String(number, character) | 指定した文字列の頭文字を指定した数だけ繰り返します。 |
StrReverse | StrReverse (expression) | 指定した文字列を逆にした文字列を返します。 |
UCase | UCase (文字列) | 指定した文字列の小文字を大文字にして返します。 |
まとめ
まとめてみると、知らない関数や使ったことのない関数もたくさんあるなという印象です。
クエリの作成やプログラムを組む際にお役に立てれば幸いです。