Access追加クエリでテーブルにレコードを追加する

 

アクセス担当のまみです。

 

クエリって色々な機能があります。

選択クエリに更新クエリ、削除クエリが代表的でしょうか?

追加クエリって機能もあって、別のテーブルからレコードを追加することができます。

 

テーブルの構造が違っていてもデータの追加ができるので使い方を覚えるととっても重宝しますよ!

 

今回は追加クエリについてお伝えしますね。

 

Contents

色々なクエリ

 

クエリって本当に色々なことをしてくれます。主なものは下記の表のとおりです。

 

クエリの種類 概要
選択クエリ テーブルのデータを抽出
クロス集計クエリ データの集計を実行
テーブル作成クエリ 抽出したデータから新しいテーブルを作成
更新クエリ テーブルのデータを更新
追加クエリ テーブルにレコードを追加
削除クエリ テーブルからレコードを削除
ユニオンクエリ 複数のテーブルをつなぐ

 

(はてな君)
クエリってなんだか難しい。

 

(あいちゃん)
データの抽出が難しいって感じるのかな?

 

(はてな君)
う~ん。何を選んだらいいのかわからないかも。

 

(あいちゃん)
抽出条件を指定して表示させたいフィールドを選んだらいいんだよ。あとで変更できるからそんなに真剣に悩まなくても大丈夫!

 

(はてな君)
そっか。やってみたらいいんだ。

 

(あいちゃん)
今回は追加クエリをやってみよう!

 

使用するテーブル

「T_予約表」

 

「T_実績管理」

 

「T_DM発送管理」

 

追加クエリでデータを追加する

 

(あいちゃん)
はてな君何やってるの?

 

(はてな君)
えっとね。予約表をコピーしていらないフィールド削除してるの。それで、キャンセルしなかったデータだけ実績管理にコピーしたいんだ。

 

(あいちゃん)
それって追加クエリでできるよ!

 

(はてな君)
追加クエリ?

 

(あいちゃん)
まずはクエリを作成してみよう!

 

 

リボンの①「作成」タブから②「クエリデザイン」を選択し、「T_予約表」を追加します。

 

「T_実績管理」にデータを移したいフィールド「商品名」「数量」「発送日」を選択して、「キャンセル」の抽出条件には「NO」を入力しましょう。

 

 

リボンの③「デザイン」タブから④「追加」を選択して追加するテーブル⑤「T_実績管理」を選択し⑥「OK」を左クリックします。

 

(あいちゃん)
データシートビューに切り替えてみて!

 

クエリの結果

 

(はてな君)
そうそういつもこんな感じに加工して貼り付けてたの。えっこれが実績管理に追加できるの?

 

(あいちゃん)
そうだよ。デザインビューに切り替えて「!」実行を押したら実績管理に追加できるよ。でもその前に実績管理のバックアップは取っておいてね。追加クエリを実行すると元に戻せないから。

 

Accessテーブルのバックアップをする方法

2018年11月18日

 

 

(はてな君)
わぁやりたかったことが簡単にできちゃった。追加したい方のテーブルのフィールドが少ないから削除して同じにしないといけないと思ってた~。

 

クエリは「Q_実績管理追加」と名前をつけておきましょう。

 

⑦×を左クリックして⑧「はい」を左クリックします。

 

 

[quads id=2]

 

元のテーブルにないフィールドが追加先のテーブルにある場合

 

(あいちゃん)
はてな君。今度は何やってるの?

 

(はてな君)
DMの管理をしたいから予約表をコピーして顧客名とメールアドレスだけ残して他のデータを削除してるの。

 

(あいちゃん)
それも追加クエリでできるよ!

 

(はてな君)
えっ?予約表には「発送有無」の項目はないし予約表とDM発送管理の「発送日」は違うんだけど?

 

(あいちゃん)
大丈夫。顧客名とメールアドレスだけ追加すればいいんだよ!

 

 

リボンの①「作成」タブから②「クエリデザイン」を選択肢。「T_予約表」を選びます。

 

 

「T_DM発送管理」に追加したい「顧客名」と「メールアドレス」を選択します。

 

 

リボンの③「デザイン」タブから④「追加」を選択して追加するテーブル⑤「T_DM発送管理」を選択し⑥「OK」を左クリックします。

 

データシートビューに切り替えてみましょう。

 

クエリの結果

 

(はてな君)
そうそうこんな感じに加工したかったの。

 

(あいちゃん)
デザインビューに戻って「!」実行押してみて!でもその前に。

 

(はてな君)
DM発送管理のバックアップだね!

 

 

(はてな君)
へぇ~。テーブルの構造が同じじゃなくても追加できるんだ~。

 

クエリは「Q_発送追加」と名前をつけておきましょう。

 

 

保存した追加クエリの実行

 

保存した追加クエリをダブルクリックすると、即実行されます。

追加クエリを右クリックしてデザインビューを開くとデータの確認ができます。

 

まとめ

 

テーブルから別のテーブルにデータを追加したい時に追加クエリがとっても活躍してくれます。

 

テーブルの構造が違っても追加したい項目だけを選べば良いので簡単にデータが追加できるのがうれしいですね!

 

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