アクセス担当のまみです。
テーブルを作成する際に氏名の入力方法で悩みませんか?
苗字と名前に分けた構成にするか、分けない構成にするか。
どちらを使うかいつも決まっていれば問題ないんですが、両方使う場合があったりして・・・
氏名を分けない構成にしていても、苗字と名前の間に空白があれば、後で分けることも可能です。
今回は、苗字と名前に分割する方法をお伝えしますね。
文字列を分割する
文字列を分割する時によく使うのはLeft,Right,Midの3つの関数です。
Right(文字列, 文字数)
Mid(文字列, 開始位置[,文字数])
Left関数・・・左から文字を取り出してくれます。
Right関数・・・右から文字を取り出してくれます。
Mid関数・・・開始位置を指定してそこから文字を取り出してくれます。
InStr関数・・・検索したい文字の位置を数字で教えてくれます。
それぞれの関数の詳細は下記の記事をどうぞ!
[quads id=2]
クエリで氏名を分割する
使用するテーブル
「T_住所録」
テーブルの準備ができたらクエリを作成しましょう。
リボンの①「作成」タブから②「クエリデザイン」を選択し、「T_住所録」を追加します。
フィールドに下記の2つを入力しましょう。
苗字: Left([氏名],InStr([氏名],” “)-1)
名前: Mid([氏名],InStr([氏名],” “)+1)
データシートビューに切り替えてみてね!
フィールドに入力するのは下記の2つです。
みょうじ: Mid([しめい],1,InStr([しめい],” “)-1)
なまえ: Mid([しめい],InStr([しめい],” “)+1)
データシートビューに切り替えてみてね!
クエリは「Q_氏名分割」と名前をつけておきましょう。
まとめ
テーブル作成時に氏名って本当に悩みます。
最初から苗字と名前と分けて入力するか、分けないで入力するか。
あとで分けられるんだって知っていれば悩まずに済みますね。
でもこれだけじゃ氏名を分割できないんだな。