Accessテーブルからフィルターを使ってデータを抽出するには

 

アクセス担当のまみです。

 

テーブルのデータを直接操作していると、特定の条件でデータを抽出したい時があったりします。

データ抽出はクエリが得意なので、毎回使うようなデータならクエリを作成しておくんだけど、今だけなんだよなぁって時ってあったりしませんか?

そんな時はフィールターが活躍してくれます。

 

今回は、フィールターの使用方法についてお伝えしますね。

 

Contents

ファイルを準備しよう

 

データの入っているファイルがあれば準備してくださいね。

なければ、下記のデータを作成してみてください。

 

 

フィルターを使用する

 

(はてな君)
テーブルでデータの抽出ができるんだ~

 

(あいちゃん)
簡易的だけどね。ちょっとデータを見たい時ってあるでしょ?そんな時にフィールターを使うとデータを抽出してくれるよ!

 

フィルターを使用してデータを抽出パート1

 

では「T_成績表」テーブルから英語が100点のデータを抽出してみましょう。

 

「英」フィールドの「100」を範囲指定して、リボンの②「選択」を左クリックし、「”100”に等しい(E)」を選択します。

 

(はてな君)
データが抽出された~!元に戻すにはどうすればいいの?

 

フィルターの解除

 

 

フィルターを解除するには、フィールド名「英」の左側の①をクリックして、②「英のフィルターをクリア(L)」を左クリックすると解除されます。

 

[quads id=2]

 

フィルターを使用してデータを抽出パート2

 

(あいちゃん)
もう一つ別の方法があるんだ!

 

フィールド名「英」の左側の▲を左クリックして、②「テキストフィルター」を選択します。

③「指定の値に等しい(E)」を左クリックします。

 

「ユーザー設定フィルター」が表示されるので「100」を入力して「OK」を左クリックすると、抽出結果が表示されます。

 

(はてな君)
ふ~ん。こっちの方が色々条件が選べそう。

 

(あいちゃん)
そう!条件が8種類の中から選べるんだよ。あっちなみにフィルターの解除方法は同じだからね!

 

指定の値に等しい(E

 

使用例:英語が100点のデータを抽出したい。

 

抽出結果

 

指定の値に等しくない(N

 

使用例:英語が100点以外のデータを抽出したい。

 

抽出結果

 

指定の値で始まる(I

 

使用例:福岡から始まるデータを抽出したい。

 

抽出結果

 

指定の値で始まらない(O

 

使用例:福岡から始まらない(福岡以外)のデータを抽出したい。

 

抽出結果

 

指定の値を含む(A

 

使用例:氏名に「田」を含むデータを抽出したい。

 

抽出結果

 

指定の値を含まない(D

 

使用例:氏名に「田」を含まないデータを抽出したい。

 

抽出結果

 

指定の値で終わる(T

 

使用例:氏名が「子」で終わるデータを抽出したい。

 

抽出結果

 

指定の値で終わらない(H

 

使用例:氏名が「子」で終わらないデータを抽出したい。

 

抽出結果

 

まとめ

 

フィールターを使用して抽出する方法をご紹介しました。

 

ちょっとしたデータを抽出したい時に便利なので、使ってみてくださいね!

 

 

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