Access UCase関数 LCase関数で大文字小文字を変換する

アクセス担当のまみです。

 

データを入力する時に、商品コードは「10桁」でとか商品名のアルファベットは。「小文字」でとか「決まりごと」ってあるんですね。

ですが、残念なことに「きちゃんと決めている」はずなのに、実際のデータは決めた桁数とは違っていたり、小文字も大文字も混ざっていたり。

どうしても「入力ミス」ってあったりするんですよ。人間だもの・・・。

 

「入力ミス」って、後で修正するのって手作業ですよね。

それってとっても大変なんですよね。

実は、アルファベットの小文字(大文字)をすべて大文字(小文字)に変換できる関数があるんです。

そんな関数あったらどうですか、「嬉しくなりますよ」しかも、とっても活躍してくれる関数なんですね。

 

今回はUcase関数、LCase関数についてお伝えしますね。

 

Ucase関数

 

使用するテーブル

「T_営業日報」

 

(はてな君)
商品コードのアルファベットが大文字だったり小文字だったり混じってるんだ。

 

(あいちゃん)
どっちが正解なの?

 

(はてな君)
大文字なんだけど。

 

(あいちゃん)
じゃあUCase関数が使えるよ!

 

構文
UCase(文字列)

指定した文字の小文字のアルファベットを大文字にしてくれます。

 

(はてな君)
そんな関数があるんだね。

 

(あいちゃん)
漢字やひらがな等はそのままでアルファベットのみの変換になるよ。

 

リボンの①「作成」タブから②「クエリデザイン」を選択し、「T_営業日報」を追加します。

 

③フィールドに直接入力してもいいですが、右クリックして「ズーム」を選択すると、大きな画面で編集できます。

 

④「大文字に変換: UCase([商品コード])」と入力して「OK」を左クリックしましょう。

 

クエリの結果

 

(はてな君)
こんなに簡単に大文字に変換できるんだね。修正作業が大変だったんだ。

 

(あいちゃん)
作業が楽になってよかったね!
大文字を小文字に変換してくれる関数もあるんだけどやってみる?

 

(はてな君)
やってみる!
[quads id=2]

LCase関数

 

構文
LCase(文字列)

指定した文字の大文字のアルファベットを小文字にしてくれます。

 

(あいちゃん)
じゃあさっきのクエリでLCase関数も使用してみよう!
デザインビューに切りかえておいてね!

 

①フィールドを右クリックして「ズーム」を選択し、②「小文字に変換: LCase([商品コード])」と入力します。

 

クエリの結果

 

※UCase関数もLCase関数関数も変換されるのはアルファベットのみです。漢字やひらがな等は影響をうけません。

 

クエリは「Q_UCase」と名前をつけておきましょう。

 

まとめ

 

今回は、「入力ミス」を減らす方法をお伝えしてみました。こんなに重宝する関数って本当に便利ですね。

それに自分のやりたいことに一致する関数があれば、とっても助かりますね。

アルファベットって大文字「Z」と小文字「z」の区別がつきにくいものもあるので本当に重宝しますね!

ぜひ、参考にしてみてください。

 

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