アクセス担当のまみです。
入力されたデータの一部だけを取り出したい時があります。
既に入力されているデータの先頭から2文字だけ取り出したいとか。
データから一部だけを取り出すのって手作業でやるのはとっても大変です。何より間違いのもとですし。
そんな時は関数の力を借りて文字を取り出してもらいましょう。
Left関数

どうしたの?はてな君。

既に入力したデータの先頭から2文字だけ取り出したいんだど、手作業でやるしかないのかなって思って・・・

取り出したい文字数が決まっているならLeft関数を使えばいいよ!

Left関数?

そう、Left関数。先頭から指定した文字数を取り出してくれるよ!
構文
Left(文字列, 文字数)
文字列を指定して、何番目まで取り出すかを数値で指定することで、左から文字を取り出してくれます。

へ~。じゃあ手作業でやらなくてもいいんだ!

そうだね。知りたい?

もちろん!
[quads id=2]
クエリでLeft関数を使用する
使用するテーブル
「T_サンプルデータ」

データ型は「短いテキスト」です。
テーブルの準備ができたら先頭から2文字取り出すクエリを作成しましょう。

リボンの①「作成」タブから②「クエリデザイン」を選択し、「T_サンプルデータ」を追加します。

③フィールドに直接入力してもいいですが、右クリックして「ズーム」を選択すると、大きな画面で編集できます。
④「Left: Left([製品番号],2)」と入力して「OK」を左クリックしましょう。

クエリの作成は以上で終了だよ。

えっもう終わり?じゃあデータシートビューに切り替えてみる!


データシートビューに切り替えようとしたらメッセージが出たよ?

どこか入力間違えたみたいだね。
入力を間違っていると、メッセージが出ます。
引数が間違っていたりするので、構文をよく確認してみてください。
どこも間違っていないなって思うときは()等の記号が半角になっていないことが多いです。

フィールド名以外は半角なので注意してね!

()が全角になってた~。今度こそデータシートビューに切り替えて・・
クエリの結果


すご~い!簡単に先頭から2文字取り出せちゃった!

クエリは「Q_Left」と名前を付けておくと良いよ!
まとめ
既に入力したデータをつなげることはできても、取り出すことができるって知らない人も多いかなって思います。
先頭からの文字が簡単に取り出せるので、ぜひ活用してくださいね!