アクセス担当のまみです。
アクセスのファイルを開いている時に、laccdbって言う拡張子のファイルができているのに気が付いてました?
一人で使うときには全然気にしなくてOKなんですが、複数で同じファイルを使うときにはちょっと知ってないとファイルが開けない!なんてことに・・・
今回はlaccdbファイルについてのお話です。
Contents
laccdbファイルて何?
アクセスの拡張子ってaccdbなのに、ファイルを開いているとlaccdbって拡張子のファイルが存在するんです。
ファイルを閉じるとlaccdbファイルもなくなります。
サーバー上でファイルを共有していると、アクセスを知らない人だと、ファイル名が同じだしどっちでもいいんだろうと、laccdbの方を開こうとして開けないなんて言われたりするんです。
laccdbって誰がレコードを使用しているかって情報を持っているファイルで、いつも使用しているデータが入ってるファイルじゃないんだ。
アクセスは初期設定で共有の設定になっているので、laccdbが作成されます。
排他モードといって、他の人が開けない状態に設定すると、laccdbは作成されません。
共有モードと排他モードの設定
共有モードと排他モードの設定方法をお伝えしておきますね。
なんでもいいのでアクセスのファイルを開いてみましょう。
「ファイル」を左クリックします。
「オプション」を左クリックします。
「クライアントの設定」を左クリックして、少し下にスクロールすると、「共有モード」と「排他」の設定ができます。
変更したら「OK」を左クリックしておきましょう。
共有しているファイルを「排他」に変更して使用していた場合は、作業が終われば「共有モード」に戻しておきましょう。そうしないと他の人がファイルを使用できません。
注意
共有しているファイルの設定は勝手にはしないでくださいね!
それぞれ運用方法を決めていると思いますので、システム管理者の指示に従ってください。
設定を変更しないで排他モードで開く方法
アクセスを開いたときに①「開く」から②「コンピューター」を選択し③「参照」を左クリックします。
ここで④開きたいファイルを選択して、開くの右側の⑤「▼」を左クリックして「排他モードで開く(V)」を選択します。
laccdbって開けるの?
Wordを開いてみましょう。
「他の文章」を左クリックします。
「コンピュータ」を左クリックして、アクセスのファイルが保存してあるフォルダを探します。
①「住所録.laccdb」ファイルを左クリックして、②「開く」を左クリックします。
「読み取り専用として開く」のメッセージが表示されるので「OK」を左クリックします。
赤枠のところにパソコン名が表示されます。(パソコン名のところは画像を加工してあります。)
誰が使用しているのかわかったらワードは閉じておきましょう。
laccdbが残っていたら
誰もファイルを使用していないのに、laccdbのファイルが残っていたら、削除してOKです。
アクセスを使用中に強制終了になったり、最適化の途中でファイルが作成されたまま残ってしまうことがたまにあります。
まとめ
laccdbについてのお話でした。
ファイル共有する際には、「laccdb」じゃなくて、「accdb」のファイルを使うんだなって覚えてもらえればOKです。
なんだっけ?ほかのプログラムから開きますか?みたいなメッセージが出たよ。