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Dcount関数
この構文を使ってレコード数を求めます。
フィールドにNullがあると、その数は省かれます。
Dcount関数を使ってレコード数を数える
使用するテーブル
では実際にDcount関数に色々なレコード数を数えてもらいましょう。
使用例 | 出力例 |
全レコード数: DCount(“*”,”T_名簿”) | 7 |
営業部の人数: DCount(“*”,”T_名簿”,”部署名=‘営業部‘“) | 4 |
訪問した人の人数: DCount(“訪問”,”T_名簿”) | 4 |
5件以上訪問した人の人数: DCount(“*”,”T_名簿”,”訪問>=5″) | 2 |
期間中に実績のある人の人数: DCount(“*”,”T_名簿”,”日時 Between #2018/10/05# And #2018/10/18#”) | 4 |
全レコード数を数える
全レコード数を数えるには「DCount(“*”,”T_名簿”)」と条件式を省くことで可能です。
営業部の人数を数える
営業部の人数を数えるには「DCount(“*”,”T_名簿”,”部署名=’営業部'”)」と入力します。
部署名のデータ型は文字列(短いテキスト)なので「‘営業部‘」のように「’」(半角)で囲ってあげないとちゃんと動きません。
訪問した人の人数を数える
訪問した人の人数を数えるには「DCount(“訪問”,”T_名簿”)」と入力します。
条件式が省かれているので訪問フィールドのレコード数を数えてくれるんだけど、Nullの数は含まれない、つまり、訪問フィールドに入力があるレコードの数を数えてくれます。
5件以上訪問した人の人数を数える
5件以上訪問した人の人数を数えるには「DCount(“*”,”T_名簿”,”訪問>=5″)」と入力します。
期間中に実績のある人の人数を数える
期間中(2018/10/05から2018/10/18まで)に実績のある人の人数を数えるには「DCount(“*”,”T_名簿”,”日時 Between #2018/10/05# And #2018/10/18#”)」と入力します。
Betweenの前後、Andの前後には半角のスペースが必要です。
[quads id=2]
応用編
使用するテーブル
では応用編です。
使用例 | 出力例 |
営業部以外の人数: DCount(“*”,”T_名簿”,”部署名<>‘営業部‘“) | 5 |
何々部の人数: DCount(“*”,”T_名簿”,”部署名 Like ‘*部‘“) | 6 |
営業部で訪問した人の人数: DCount(“*”,”T_名簿”,”部署名=‘営業部‘ And 訪問>=1″) | 1 |
営業部以外の人の人数を数える
営業部以外の人の人数を数えるには「DCount(“*”,”T_名簿”,”部署名<>’営業部'”)」と入力します。
何々部の人数を数える
何々部の人数を数えるには「DCount(“*”,”T_名簿”,”部署名 Like ‘*部'”)」と入力します。
営業部で訪問した人の人数を数える
営業部で訪問した人の人数を数えるには「DCount(“*”,”T_名簿”,”部署名=’営業部’ And 訪問>=1″)」と入力します。
必要なクエリは名前を付けて保存してくださいね。
まとめ
Dcount関数だけじゃなくて他の関数の時でも同じですが、文字列には「‘」を使うことをお忘れなく!
上手くいかないなぁって時は「’」だったってことも良くあります・・・
Dcount関数を上手に使って欲しいデータを抽出してくださいね。