アクセス担当のまみです。
入力した文字列の順番を逆さまにして表示してくれる関数があるんですね。
StrReverse関数って言うんです。
StrReverse関数は、指定した文字列の「順番を逆さにした文字」を返してくれます。
今回はStrReverse関数についてお伝えしますね。
Contents
StrReverse関数
そんな相談受けたんだね。
うん。文字が楽しく覚えられるんじゃないかって色々工夫しているんだって。
じゃあStrReverse関数を使ってみる?
構文
StrReverse(文字列)指定した文字列を逆さにした文字で返してくれます。
StrReverse関数を使用する
ボタンを1つテキストボックスを2つ配置します。
ラベルの標題 | テキストボックスの名前 |
文字を入力 | tx文字 |
結果 | tx結果 |
ボタンの標題 | ボタンの名前 |
実行 | btn実行 |
あとはボタンにコードを書けば完成だね!
①「btn実行」を選択した状態でプロパティーシートの②「イベント」タブからクリック時に「イベントプロシージャ」を選択してコードの画面を表示します。
「Private Sub btn実行_Click()」と「End Sub」の間に下記のコードを追加しましょう。
Dim strChr As String strChr = Me.tx文字.Value Me.tx結果.Value = StrReverse(strChr)
コードをコピーされたい場合は下記の記事を参考にしてください。
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フォームビューに切り替えて確認してみてね!
「ゆきだるま」って入力してみたよ!
小さな子供さん相手だからやっぱりひらがなかな?あとデザインも気をつけてあげてね!
フォームは「F_StrReverse」と名前をつけておきましょう。
[quads id=2]
StrReverse関数とMid関数を使用する
StrReverse関数使ったプログラム大好評で、もう1つお願いされたんだ。
評判良かったんだね。
それでお願いされたことって?
それでお願いされたことって?
うん。文字を全部逆さにするんじゃなくて、2番目以降とか文字の開始位置を指定できないかって。
そっか。子供たちをあきさせない工夫だね。
それで、お願い事はどう?できそう?
それで、お願い事はどう?できそう?
う~ん。文字の開始位置を指定して逆さにするってことだから、Mid関数使えばいいのかな?
そうそう!Mid関数だね!
構文
Mid(文字列, 開始位置[,文字数])
「F_StrReverse」に1つテキストボックスを追加します。
※「F_StrReverse」を置いておきたかったらコピーして別の名前に変更してくださいね。
ラベルの標題 | テキストボックスの名前 |
開始位置 | tx開始 |
「Private Sub btn実行_Click()」と「End Sub」の間を下記のコードに書き換えましょう。
Dim strChr As String Dim strNum As String strChr = Me.tx文字.Value strNum = Me.tx開始.Value Me.tx結果.Value = StrReverse(Mid(strChr, strNum))
「ゆきだるま」の3文字目から逆さになるようにしてみたよ!
まとめ
今回は、文字列の順番を変更できる関数StrReverse関数をお伝えしてみました。
文字列を逆さにした値を返してくれるんですね。
パスワード作成やクイズの問題作成にとっても役に立つ気がします。
何かに役立ててみてください、きっと大活躍してくれますね。
それからその文字を逆さにした文字を表示できないかなって。