【Access】Format関数を使って日付を和暦で表示する方法

 

アクセス担当のまみです。

 

日付って西暦と和暦とあって、いろんな表示方法がありますね。

なんで一つの表示方法に統一されていないんだろうって思っちゃいますが、それを言ってもしょうがないので、請求書や納品書等の決まったフォーマットに合わせて、日付を表示させましょう。

 

アクセスの初期設定では西暦が表示されるので、今回はFormat関数を使って和暦で表示する方法をお伝えしますね。

 

Contents

Format関数

 

構文
Format(データ[,書式][,週の始まりの曜日][,年の第一週])
[ ]内は省略可能です。

 

(はてな君)
Format関数の構文って初めて見たかも!週の始まりの曜日とか年の第一週が入ってるの見たことがないような?それになんだか日付しか設定できないみたいに感じる。

 

(あいちゃん)
そうだね。設定できるのは日付だけじゃないんだけどそう見えるね。週の始まりの曜日とか使ったことないし。

 

(はてな君)
あいちゃんでも使ったことないのがあるんだ。

 

(あいちゃん)
あるよ。だから使い方も知らな~い。知らなくても困らないみたい。もしかしたらとっても便利に使えるのかもしれないけどね。知ってたら教えてね!

 

(はてな君)
そっかぁ。

 

(あいちゃん)
じゃあまずテーブルを準備しましょう!

 

使用するテーブル

「T_納品管理表」

 

(はてな君)
Format関数かぁ。ワクワク!

 

クエリを使って日付を和暦に

 

 

クエリデザインから「T_納品管理表」を選択し、①「フィールド」に直接入力もできますが、右クリックで「ズーム」を選択すると大きな画面で入力できます。

 

 

表示された画面に「発送日和暦: Format([発送日],”ggge¥年mm¥月dd¥日”)」と入力し「OK」を左クリックしましょう。

 

記号 説明
ggg 元号を表す(明治、大正、昭和、平成)
e 和暦の年を表す
m 月を表す
d 日を表す

 

 

(あいちゃん)
クエリの設定はこれで終了だよ。フォームビューで確認してみてね!

 

 

(はてな君)
幅が狭くて日付が表示されてなかったから幅を広げてみた!というかほかのフィールドも表示させたらよかったかな~。
(あいちゃん)
じゃぁ今からでも表示させたらいいんじゃない?

 

「商品名」「顧客名」「数量」も表示してみました。

 

[quads id=2]

 

今日の日付を表示

 

今日の日付をFormat関数を使って表示してみましょう。

 

(はてな君)
アルファベットの和暦で表示した~い!
(あいちゃん)
じゃぁ「ge¥年mm¥月dd¥日」を使ってね!

 

クエリのフィールドに「今日の日付: Format(Date(),”ge¥年mm¥月dd¥日)」を追加し「OK」を左クリックしましょう。

 

和暦で表示する方法は書式の設定でもできます。詳細は下記の記事をどうぞ!

 

【Access】Date関数と書式の設定で日付の表示は自由自在

2018年11月29日

 

色々な日付の表示

 

日付の表示って色々あるので一覧があると便利ですね。

下記の表を参考にどうぞ!

 

元のデータは2018/11/04です。

 

書式 変換後のデータ
ggge¥年mm¥月dd¥日 平成30年11月04日
ggge¥年m¥月d¥日 平成30年11月4日
ge/mm/dd H30/11/04
ge/m/d H30/11/4
ge¥.mm¥.dd H30.11.04
ge¥.m¥.d H30.11.4
yyyy¥年mm¥月dd¥ 2018年11月04日
yyyy¥年m¥月d¥ 2018年11月4日
yyyy/mm/dd(aaa) 2018/11/04(日)
yyyy/m/d(aaa) 2018/11/4(日)

 

(はてな君)
わぁすごいね!表示方法がこんなに。
(あいちゃん)
曜日はあんまり入れてないから曜日を入れてとか表示を月まででとかにするともっとあるよ。あとは組み合わせたらいいから対応できるかな。

 

まとめ

 

日付を扱う書類って多くて書類によって表示方法がちがったりするので結構時間がとられちゃいます。

 

データには気を配っても日付にはあんまり意識してなかったりするので余計に時間がとられますね。

 

日付の表示方法を知っていると資料作成も時短できますね!

 

 

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